
氷だけでは作れない?塩を入れるとアイスクリームができる理由とは

アイスクリーム作ってみたい!氷でできるかな?

いい発想ですね!氷に塩を加えるとアイスクリームを凍らせることができるんだよ!
この実験は、おいしく食べられるだけでなく、「なぜ塩を入れると冷たくなるのか」という科学の仕組みも学べるため、夏休みの自由研究にぴったりです。
この記事では、アイスクリームの作り方から、凍る仕組み、自由研究のまとめ方まで詳しく解説します。
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この実験で学べること
- 氷と塩の関係
- 凝固点降下(ぎょうこてんこうか)
- 温度の変化
- 熱の移動
- 観察・考察の方法
対象年齢
- 小学校3年生以上(低学年は保護者と一緒に)
- 小学校高学年
- 中学生
難易度
★★☆☆☆
所要時間:約30~40分
用意するもの
アイスクリーム用
- 牛乳 100mL
- 生クリーム 100mL
- 砂糖 大さじ2
- バニラエッセンス(お好みで)
冷やすため
- 氷 約1kg
- 食塩 約200〜300g
- 小さめのチャック付き保存袋 1枚
- 大きめのチャック付き保存袋 1枚
- タオル
- 軍手(冷たさ対策)
実験のやり方

① アイスクリーム液を作る
小さい保存袋に
- 牛乳
- 生クリーム
- 砂糖
- バニラエッセンス
を入れ、しっかりチャックを閉めます。
② 氷と塩を入れる
大きい保存袋に
- 氷
- 食塩
を入れて軽く混ぜます。
③ 小さい袋を入れる
アイスクリーム液の入った袋を、大きい袋の中へ入れます。
チャックをしっかり閉めましょう。
④ 約10〜15分振る
タオルで包みながら、袋をよく振ります。
途中で氷が溶けても問題ありません。
約10〜15分すると、中の液体が少しずつ固まり始めます。
⑤ 完成!
小さい袋を取り出し、外側についた塩水をよく洗い流してから開けます。
手作りアイスクリームの完成です。
なぜ塩を入れるとアイスクリームができるの?
塩を入れるとアイスクリームが作れるのは、塩が氷の温度をさらに下げるからです。
この現象を凝固点降下(ぎょうこてんこうか)といいます。
簡単に説明すると、こんな流れです。
- 氷だけの温度は約0℃
氷は溶けるとき、基本的に0℃付近に保たれます。このままではアイスクリームを短時間で凍らせるには少し温度が高めです。 - 塩を入れると氷が溶け始める
塩を入れると、水は0℃より低い温度でも凍りにくくなります。そのため、氷は「もっと溶けよう」とします。 - 氷が溶けるときに熱を奪う
氷が溶けるには熱(エネルギー)が必要です。その熱を周りから奪うため、氷と塩の混合物の温度がどんどん下がります。 - 約−10〜−20℃まで冷えることも
この非常に冷たい状態になることで、牛乳や生クリームなどのアイスクリーム液が凍り始めます。
例えると…
氷が「溶けるためのエネルギー」を周りから借りるので、周りがどんどん冷えていくイメージです。その冷たさでアイスクリーム液が凍ります。
自由研究で実験してみよう!
温度計があれば、次のような結果が見られます。
| 条件 | 温度の目安 |
|---|---|
| 氷だけ | 約0℃ |
| 氷+塩 | 約−10〜−20℃ |
塩を入れた瞬間に温度が急激に下がる様子を記録すると、自由研究の実験としてもとても分かりやすいです。
ポイント: 「塩そのものが冷たい」のではなく、塩が氷を溶けやすくし、そのときに周りの熱が奪われることで冷たくなるのがアイスクリームができる本当の理由です。
これは冬に道路へ融雪剤(塩化カルシウムなど)をまく仕組みにも応用されています。
実験をもっと面白くする方法
自由研究では、条件を変えて比較すると学びが深まります。
例えば、
- 塩の量を変える
- 氷の量を変える
- 牛乳だけで作る
- 生クリーム入りとなしを比べる
- チョコレート味やイチゴ味で試す
- 温度計で温度を測る
どの条件が一番早く固まるかを調べてみましょう。
実験結果のまとめ方(例)
| 条件 | 固まるまでの時間 | 硬さ |
|---|---|---|
| 基本の分量 | 約12分 | やわらかめ |
| 塩を多くした | 約9分 | 少し硬め |
| 生クリームなし | 約13分 | シャーベットに近い |
| 氷を少なくした | 約18分 | あまり固まらなかった |
考察の例
- 塩を多くすると、より早く固まった。
- 生クリームを入れると、なめらかな食感になった。
- 氷だけでは十分に固まらなかった。
- 塩には氷の温度をさらに下げる働きがあることが分かった。
よくある質問
Q. 塩を入れないとどうなりますか?
氷だけでは温度が約0℃までしか下がらないため、アイスクリームは固まりにくくなります。
Q. どうして塩水を洗い流すの?
袋の外側には塩水が付いています。
そのまま開けると、中のアイスに塩水が入る可能性があるため、必ず洗い流してから開けましょう。

うっかりしてて塩アイスになっちゃった~💦

しょっぱーい💦

もー先生せっかちなんだから💦
Q. 冷たくて持てません。
軍手やタオルで包みながら振ると安全です。
実験するときの注意
- 保存袋はしっかり閉めましょう。
- 外側の塩水が中に入らないよう注意してください。
- 実験後は手を洗いましょう。
- 牛乳や生クリームは新鮮なものを使用し、完成後は早めに食べましょう。
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まとめ
氷と塩でアイスクリームを作る実験は、おいしく楽しみながら「凝固点降下」という科学の現象を学べる自由研究です。
塩や氷の量を変えて比較することで、よりオリジナル性の高い研究になります。
ぜひ今年の夏休みは、科学の力でアイスクリームを作りながら、不思議な温度変化を体験してみてください。





