
ペットボトルの中に本物の雲ができる!?
空に浮かぶ雲は、どうやってできるのでしょうか?
実は、ペットボトルを使えば、小さな雲を作る実験ができます。
雲ができる瞬間を目の前で観察できるため、自由研究や理科の学習にもぴったりです。
この記事では、必要な材料や作り方だけでなく、「なぜ雲ができるのか」という仕組みまで、わかりやすく解説します。
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この実験で学べること
- 雲ができる仕組み
- 水蒸気とは何か
- 気圧の変化
- 空気の性質
- 観察・考察の方法
対象年齢
- 小学校3年生以上(低学年は保護者と一緒に)
- 小学校高学年
- 中学生
難易度
★★★☆☆
所要時間:約20~30分
用意するもの
- 透明な炭酸用ペットボトル(500mL程度)
- ぬるま湯(40~50℃くらい)
- 線香1本(煙を使うため)
- ライターまたはマッチ(保護者が使用)
- ペットボトルのキャップ
※火を使用するため、必ず保護者の方と一緒に行ってください。
実験のやり方

① ペットボトルにぬるま湯を入れる
ペットボトルに底から2~3cmほど、ぬるま湯を入れます。
キャップを閉めずに、軽く振ってボトルの内側全体を温めます。
余分な水は捨て、底に少しだけ残す程度で大丈夫です。
② 煙を入れる
保護者の方が線香に火を付け、炎を消して煙だけを出します。
煙をペットボトルの中へ数秒入れたら、すぐにキャップを閉めます。
煙は、雲ができるための「種」の役割をします。
③ ペットボトルを強く押す
両手でペットボトルをしっかり握って押します。
数秒そのまま押し続けてください。
④ 一気に手を離す
押していた手を一気に離します。
すると……
ペットボトルの中が白く曇り、小さな雲が現れます!
もう一度押すと雲が消え、離すと再び現れる様子も観察できます。
なぜ雲ができるの?
空気の中には、目に見えない水蒸気が含まれています。
ペットボトルを押すと中の空気の圧力(気圧)が高くなり、空気が少し温かくなります。
逆に手を離すと気圧が下がり、空気が急に冷えます。
すると、水蒸気が小さな水滴になって集まり、白い雲として見えるようになります。
また、線香の煙には細かな粒が含まれており、水滴が集まる「核(雲の種)」になります。
実際の空でも、ほこりや花粉、海の塩の粒などを中心に雲ができています。
実際の雲も同じ仕組み!
空では、
- 太陽の熱で水が蒸発する
- 水蒸気が空へ上がる
- 高い場所で気温が下がる
- 水蒸気が水滴になる
- 雲ができる
という流れで雲ができます。
今回の実験は、この現象をペットボトルの中で再現したものです。
実験をもっと面白くする方法
自由研究では条件を変えて比較すると、より学びが深まります。
例えば、
- お湯の温度を変える
- 煙の量を変える
- 強く押した場合と弱く押した場合を比べる
- 室温が違う日に実験する
- ペットボトルの大きさを変える
どの条件が一番きれいな雲になるか調べてみましょう。
実験結果のまとめ方(例)
| 条件 | 雲のでき方 |
|---|---|
| ぬるま湯・煙あり | はっきり雲ができた |
| ぬるま湯・煙なし | 雲はほとんど見えなかった |
| お湯が熱め | 雲が濃く見えた |
| 強く押した | 雲が多く発生した |
考察の例
- 煙があると雲ができやすかった。
- 空気が冷えることで水蒸気が水滴になることが分かった。
- 実際の雲も同じような仕組みでできていることを知った。
- 気圧や温度が雲のでき方に大きく関係していることが分かった。
よくある質問
Q. 煙を入れないとどうなりますか?
煙がなくても少し曇ることがありますが、雲はできにくくなります。
煙の粒が、水滴が集まるための「核」となるためです。
Q. 炭酸用ペットボトルを使う理由は?
実験ではペットボトルを強く押します。
炭酸用ペットボトルは丈夫に作られているため、安全に実験しやすくなります。
Q. 雲ができません。
次の点を確認してみましょう。
- お湯が冷めすぎていないか
- 煙が十分に入っているか
- ペットボトルをしっかり押しているか
- キャップがしっかり閉まっているか
実験するときの注意
- 火を使用するため、必ず保護者と一緒に行いましょう。
- 線香の火には十分注意してください。
- 実験後はペットボトル内の水を捨て、よく乾かしましょう。
- 煙を吸い込みすぎないよう、換気のよい場所で行ってください。
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まとめ
ペットボトルで雲を作る実験は、身近な材料で「雲ができる仕組み」や「気圧」「水蒸気」について楽しく学べる自由研究です。
条件を変えて比較したり、実際の天気と関連付けて考察したりすることで、より完成度の高い自由研究になります。
ぜひ今年の夏休みは、自分だけの小さな雲を作って、空の不思議を体験してみてください。





